経営のコツここなりと気づいた価値は百万両
経営のコツここなりと気づいた価値は百万両
経営のコツここなりと気づいた価値は百万両 p.76
経営の心得を磨く
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松下幸之助氏(経営のコツここなりと気づいた価値は百万両)曰く、
『経営のコツここなりと気づいた価値は百万両』
これは決して誇大な妄語ではなく、真に経営の真髄を悟り得た上は、十万百万の富を獲得することもさしたる難事ではないと信ずるのである
―中略―
改めて読み返してみて、自分もずいぶん若かったものだという感慨を禁じ得ません。しかし、ここでいっている経営のコツをつかむことが大切だと言う考えについては、現在でも少しも変わらないどころか、むしろはるかに強いものがあります。
私もここ1年半近くでビジネス書籍関係については多岐に渡り、数百冊読むに到っております。駄作もあれば、開眼させられるような書籍まで様々なものがありました。
自分は何のためにこんなに読んでいるのだろうと、疑問を持ちながらも読んでいることもしばしばありました。苦しい中で何かを模索しようと努力していたのでしょう。そしてこの本に出会いました。会社で資料を作成しつつも、美しいパワーポイントの資料を山のように見てきましたが、今思い返してみる大分内容が薄いパワーポイント郡も多くあったのだなと感じる今日この頃です。
それは、多くの方が作成する資料は本来目指すべきベクトルの方向が違ったからではないかと思っています。結局会社という法人組織内で行われる活動は全て、経営への助けのために存在するのだということに気づいたのです。
会社で働くということは、”自己実現”ではなく”会社の経営への助け”なのです。これがわかった瞬間に、仕事上で受けるストレスを個人的なストレスと切り離すことができるようになりました。なぜなら会社は”自己実現”の場ではないので、いらない期待を会社に持つ必要がなくなったからです。会社に”自己実現”を求めるから、人は仕事上でストレスを感じるのです。
会社の経営を理解すれば、仕事での向かうべきベクトルが分かるようになります。これこそが経営のコツであり、それが分かるようになれば個人的なストレスは大分和らぐのではないでしょうか?
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