相場のトレンド
投資の王道 実践編 [通貨証拠金取引]
結論である価格そのものの動きを分析することが、将来を予測するにあたって最も効率的・効果的であると考えるのです。 p.141
相場のトレンドを分析する。
新井邦宏氏曰く、
”相場を動かす原因がなんであれ、またそれがいくつあっても、そこから導き出される結論は、投資家の行動たる売買を通じて価格に反映されるとの立場に立っているのです。その結論である価格そのものの動きを分析することが、将来を予測するにあたって最も効率的・効果的であると考えるのです。”
日々相場と付き合っていて思うことですが、相場は自分の思った通りには絶対に動いてくれないと言うことです。
勘があたって、うまく乗れる相場もあるのですが、勘が外れて真逆の方向に相場が動くこともしばしばです。そこで辿り着くのが、相場は乗るものではなく、乗せられるものなのではということ。
良く株式関係の本で書かれている言葉は、”相場はサーフィンみたいなもの”と書かれています。サーフィンをやっていた私には、その気持ちがよく分かるような気がします。相場という海に、トレンドという波がやってくるのです。自分は海にポツリと浮かぶサーファー。波が来ればそれに乗らせて頂く、波が引けばその方向に身を任せて乗らせて頂く。決して抗ってはいけないものなのです。
抗うほど、体力が落ち(資金が減り)ていき最後はおぼれて助けてもらうか(相場退場)、海の藻屑(破産)となるか。冷酷だけど事実なのでは・・・・
相場でサーフィンしている人はくれぐれも、自分勝手に行動しないほうが良いと思います。自分勝手とは、きっと大きな波があちらに行くだろうと想像すること。自分勝手は身を滅ぼしますので・・・
”口コミという伝染病②”もご覧ください。