相談してもらうには
図解 経営コンサルタントの仕事―企業変革を起こす優れた武器と、それを使いこなす技のすべて
一般に相談を必要としている人は大きく2つに分かれている。 p.40
相談してもらうには・・・
野口吉昭氏曰く、
” 一般に相談を必要とする人は、大きく2つのタイプに分かれる。問題に対する自分なりの答えを既に持っている人と、自分なりの答えを出そうともがいている人である。
<中略>
どちらのタイプにせよ、他人に相談することで自分の判断に自信を持つようになり、「この判断であとは実行あるのみ!必ず成功する」という確信を、自分の内側に感じられることが重要である。
<中略>
「あの人になら相談してもいい」と思える人は、やはり性格が明るく、発想が常に前向きのポジティブ型ではないだろうか。”
人と話をする時、まず最初に否定から入ってしまう人がいる。これは、実にもったいないことだと思います。人に話をしてもらえると言うことは非常にすばらしいことなのです。
なのに何故、相手の話が始まって最初に出る言葉が否定なのでしょうか?もしかしたら、相手の真意はもっと複雑な系から導き出された答えなのかもしれません。聞き手には全てが明かされるまではわからないのです。
”でもね”、”だけど”こんな言葉が会話の最初についてはいけません。禁句です。使っていないか、自問自答してください。これが代われば、相手の信頼残高は必ず向上し相談に来てくれる人の数は飛躍的に増えることでしょう。
”体験を語る ”もご覧ください。