体験を語る
独立コンサルタントでメシを食う技術! (DO BOOKS)
受講生からもっとも喜ばれるのは、体系化された知識の勉強ではなく、講師自らの「体験談」です。 p.174
自らの体験を語ることが大事。
池田紀行氏曰く、
”実際、研修講師をしていて、受講生から最も喜ばれるのは、体系化された知識の勉強ではなく、講師自らの「体験談」です。講師の仕事ばかりしていると、その体験談が日に日に古くなっていくため、講義内容の鮮度が落ちていきます。”
コンサルティングを目指すのもいいですが、やはり現場にいて人と接して現場で得た体験談は何事にも変えがたいものですね。
人間は体で覚えたことは絶対に忘れないものですので、体験に基づいた知識は絶対に正しいものです。
ただし、ここで陥ってしまってはいけないミスは、だからといって何も考えずに現場で汗を流せばいいのではということです。これは大きな間違えです。
体系化された知識に基づいて、現場で肌身で感じることで初めて正しい知識が身に付くと言うものです。正しい知識を組み入れてから、現場で感じましょう。
ちなみに今日は物件の価格交渉を肌身で感じてきました。いつも物件を持ってきてくれる不動産屋さんと、それなりの物件の指値交渉を1時間近くしてきました。差しで話をすること小一時間。ここで感じたことは、基本的に不動産の営業は人の足元を見てきているということ。何回計算しても、特にならない物件価格をさもそれが正しいかのように説得してくるのです。
のど元から何度でかかったことか。”だったらその価格で君が買ったら”と。
人のいいおばあさんなら引っかかるかもしれませんが、私には理解できない値段でしたね。なんといっても、その値段で物件を持った瞬間から赤字なんですもの。トホホな指値交渉でした。
最後にようやく私が言っている値段の根拠がわかったらしく、小声で”ですよね”と。皆さんも、不動産を購入するときはくれぐれも気をつけてください。
投資は買ったときに利益が出るものですから!!
”不動産は働いてこそ ”もご覧ください。