配当が損であるこれだけの理由
ホントは教えたくない資産運用のカラクリ 投資と税金篇 (Wild investors)
配当が損であるこれだけの理由 p.162
会社は株主のもの、配当は株主が自分に払うもの。
安間 伸氏曰く、
”配当とは結局、株主たちが会社においてある自分のお金を自分に払っているだけなのです。
配当を受け取る人々が確定した翌日には、株価ががくっと下がることがあります。これはいままで社内に貯えられていたエクイティの一部が払いだされたため、一株当たりの資産が減ってしまったことを株価に反映するため起こる現象です。”
配当は会社のエクイティを自分に払い戻しているだけです。
配当とは会社の資産を会社から吐き出して、株主に返しているということなんですね。ただし、上記の言い方は、現株主が自分の会社に思い入れがあり今後も継続的に株式を持っている場合に当てはまる言い方ですが、いわゆる村上ファンドの誰かみたいなハゲタカ族には全く関係の無い話ですよね。
結局、内部留保をせっせと貯めた霜降りの会社を見つけ出し、一番おいしい部分だけを切り落として俺に渡せというのが配当という見方もあります。そういえば、ライブドアにいただれかさんもこれに該当するような・・・
そして、いつもこういったハゲタカ族が決まりきって言う言葉は”会社は株主のものだ!!”これはせっせと働いている、労働階級にはあんまりですよね・・・こうやって、会社組織の根底を理解してくると、本当に会社の下で社員として働くのがばかばかしく思えてくるのは私だけでしょうか???
何も産まない株主達がはびこっているこの時代に・・・
”借地期間中の地主と借地人のトラブル ”もご覧ください。