人生は、「考えること」と「行動すること」の二つで出来ている。
ユダヤ人大富豪の教え
人生は、「考えること」と「行動すること」の二つで出来ている。 p.79
思考と感情の力を知りましょう。
本田健氏曰く、”人生は、「考えること」と「行動すること」の二つで出来ている。いままで考えてきたことと、思考の結果行動してきたことの集大成が君だ。
−中略−
すばらしい人生を生きたければ、頭に幸せの元になるような考え方を入れることに気をつけなければいけないのだよ。頭に入ったものが、君の思考を作り、思考が人生を形作るのだからね。”
全ての人間の人生は、その人が送ってきた時間の行動の積み重ねです。積み重ねた行動の蓄積が、その人間を形成し次第に人格へと発展していきます。
多くの場合人の行動は、外界からの刺激に反応するだけです。そこに自発的な反応の選択はなく、パブロフの犬と同じ状態になっています。例えば、こんな経験はありませんか?
しかし人間と動物を分ける違いは、反応を選択することが出来ることです。人間は自らが得た知識・経験に基づき様々な反応の種類を選択可能となります。すなわち、”反応の種類を選ぶ=考える”、”反応する=行動する”なのです。
”ベルが鳴ると涎を垂らす”(パブロフの犬)
”平日になると会社に行く”
”週末になると遊ぶ”
”上司に叱られると愚痴をこぼす”
”金がたまると散在する”
”給料日前になると飲み会を控える”
”教育課程を終えると勉強をやめる”
人は反応を選択できるだけでなく、外界そのものを選択することが出来ます。学び、己が不足していると思う環境へと身を置くことで、外界の刺激そのものを制御することが出来るのです。とかく、外界の刺激はなれてくるとその環境が一番安らぐ場所へと変化します。それは、その外界の刺激に対する反応を一通り習得したからです。しかし、突然急激な外界の変革が訪れたとき、それに対する反応手段を持たない人間の唯一の反応手段は防衛反応だけです。
防衛反応が起きた人間は、そこで全ての活動が停止し、いずれ防ぎきれずに朽ち果てます。朽ち果てる前に、良く反応の種類を選ぶ=考え”、”反応する=行動”してくただい。
”不自由人は、自分で自ら不自由にしている ”もご覧ください。