フォトリーディングの5ステップ


あなたもいままでの10倍速く本が読める
あなたもいままでの10倍速く本が読める
モーティマー・アドラーは、シントリピック・リーディングで使われる思考テクニックこそ、読書家の究極のゴールであると述べました。p.208

 昨日の題目はいかがでしたでしょうか?
 1日1冊を読むと言う現実、信じられますか?

 しかし、現実にその方法は存在するようです。昨日も述べましたが、本の内容は(もう少し詳細なデータによると)4〜11%の中に込められているそうです。逆を言うとそれ以外は、その中核を説明するための尾ひれと言うことのようです。この中核さえ理解してしまえば、後の述べたいことは自明の理になると言うのです。

 そこで、この驚異的なフォトリーディング・ホール・マインド・システムの世界をちょっとかいつまんで、紹介いたします。

 このシステムは大きく5つのステップに分かれております。ステップは以下の通りです。
フォトリーデクングの5ステップ

  1. 準備
  2. プレビュー
  3. フォトリーディング
  4. アクティベーション
  5. 高速リーディング

 準備では心の準備とこの本を読む目的を明確にします。ここでユニークなのはミカン集中法という新たな方法を用いて読書に向かうための心の準備を行います。この方法を学ぶだけでもこの本を読んだ価値があると思うくらい効果があります。非常に簡単な方法ですが、読書に向けて集中できるようになります。(ミカン集中法が知りたい方は、是非コメントでもメールでも良いのでください、励みになりますので。コロンブスの卵みたいなものです・・・)

 プレビューでは、本をざっと5分そこらで流して読み、何度か表れるキーワードや要点をつかみます

 次にフォトリーディングです。1秒1ページくらいの速さで読んでいきます。このときに細かい語句にとらわれるのではなく、ページ全体が言わんとしていることをつかみます。ただし、ページ全体をつかむと言いましても意識の中でつかむことは無いと思います。各ページは潜在意識の中で書き込まれていきますので、無意識のそれが書き込まれるという作業が行われます。(注意して欲しいのですが、1ページ1秒を読んでも理解できていないと思いがちですが、必ず無意識の中である程度のことは理解できています

 そして無意識から意識の中に情報を呼び起こす作業アクティベーションを行います。すなわち潜在意識に刷り込まれた断片情報を、意識の中に再度刺激し呼び起こします。この際に断片をつなげようと疑問を持つようにします。疑問を持ち始めると、次第にどこの情報がさらに必要なのかが分かるようになってきます。

 最後に、疑問を埋めるように高速リーディングの形で、再度必要な箇所の文章を読みます。こうすることで、効率よく情報を整理して頭の中に格納することが出来るようになります

 以上がフォトリーデクングの5ステップです。これらが全て出来るようになれば、あなたも立派なフォトリーダーです。

 この方法をさらに応用すると、3〜4冊の本を同時に1日のうちに読んでいけるようになります。すると1冊を読む時間で、格段に深い理解力を気づくことができるようになります。この方法をシントリピッ・クリーディングと呼んでいます。
 これが出来るようになれば、あなたの理解力は格段に早くなることは間違いなく、あなたの時間効率も飛躍すると筆者は言います。

 どうでしたでしょうか?
 フォトリーディングが持つ新たな読書の世界で、知識と効率を飛躍させて見ませんか?