会社決算を見ぬけ② 資金繰り辺
粉飾バンザイ!―税理士は教えてくれない!「決算」&「会計」の裏ワザ!
知りたくないならいっそ(決算書なんて)付けないほうがいい!!p.141
今日も”粉飾バンザイ!!”です。
会社を運営していくにあたって、非常に大事なのは常日頃キャッシュが手元にあることです。
たとえば銀行にありあまる貯金はあるが、手元にはお金が無かったとします。ここで、郵便局から代引きで郵便物が送られたとします。郵便物は受け取れますか?
受け取れませんよね。キャッシュが手元に無いのは、致命的です。
これを会社に当てはめてみましょう。原料品を購入しました。にもかかわらず、手元に資金が無かったらどうしますか?
ある程度までは買掛金と言う形で手形を発行するのも良いでしょう。もし突発的な事由が起きてキャッシュが必要になったとしたらどうでしょう。マズイですよね。
大切な会社の短期(年次スパン)の資金繰りを見るために出来たのがキャッシュフロー計算書ですが、昨日から引き続いて貸借対象表を使っても資金繰りを見れないものでしょうか?
そう、見れるんです。それが流動資産と流動負債のバランスです。貸借対照表の流動資産の合計と流動負債の合計の差を見るんです。この差が、大雑把な年度の資金繰りを確認する方法です。
もし流動負債が多かったとしたら・・・
だいぶ資金繰りが苦しいということがなんとなく読みとれるんです。
資金繰りが苦しいということは・・・
やっぱり、粉飾したくなるでしょうね・・・
決算書からその会社の気持ちを読み取れるようになってきましたか?
P.S.
昨日からライブドアの堀江はほとんど出てきませんね。そのかわりにソフトバンク一色になりましたね。”大人の解決法”は気になりますね。今度はファンドを売るんでしょうか?貸すんでしょうか?それともフジテレビに間接的に戻すんでしょうかね?