どの人間になるかを決めるプロセス


金持ち父さんの予言
金持ち父さんの予言
 金持ち父さんが常に私たちに言い聞かせ、忘れないようにさせたのは、成長とは、どの人間になるかを決めるプロセスだと言うことだった。つまり、自分の中にいるいろいろな人間のうち、どの人間を選ぶかだ。p.34

 昨日までの鬱憤を晴らすため、私のメンターの一人であるロバート・キヨサキ氏の本を読む旅に出ました

 キヨサキ氏曰く、”頭の中の方舟を作るのだ。”そして、こうも言っていました。”私が思うに、違っているのは、人生の終わりをどのようなものにしたいと思っているかだ。私は「違う」明日が欲しいと思い、彼らは「同じ」明日が欲しいと思っている。”すなわち、変化を起こしたい人は、今の自分を変えたいと思う気持ちを始めにもち、その後行動を起こす2ステップを実行している。それに対し、変わりたくない人は同じことをし、同じ明日を欲しがるのです。

 金持ち父さんはこうも言っていました。”安全と自由は違う。戦争は安全をもたらさないが、自由をもたらす。すなわち、安全と自由は相反するものである。最も安全なところは、監獄の中だよ。ただし自由は全く無いけどね。”

 結局、昨日の本で説いていたようにリスクを犯さずに安全ばかりを重視する人には、自由は全く訪れない。逆に物事に対して自由になるには安全でいる気持ちを捨て、チャレンジする気持ちを持っていなければならないと説いているのだと思います。

 自分に自由をもたらしたいのであるならば、安全でいることに対しての定義を考え直さなければいけないのですね。本当に考えさせられる本です。読んでいて気が晴れてくるこのような本を今後も見つけて、皆さんに紹介したいと思います。

 

あなたは自分の中にいるいろいろな人間のうち、どの人間を選びますか?