信頼残高とは


7つの習慣-成功には原則があった!
7つの習慣-成功には原則があった!
銀行口座がどういうものであるかは、誰でも知っているだろう。口座にお金を預け入れることで貯えができ、必要に応じてそこから引き出すことが出来る。それと同じように、信頼口座つまり信頼残高とは、ある関係において築かれた信頼のレベルを表す比喩であり、言い換えれば、その人に接する安心感とも言えるだろう。p.270

 今日は7つの習慣の4つ目の習慣を習得する旅です。

 コヴィー氏曰く、礼儀正しい・親切・正直・約束を守るなどの行動を通して信頼残高を貯めることが出来るそうです。その信頼残高が高ければ高いほど、人はその人を信頼するようになると言うのです。つまり、人は通常行っている言動・行動・その他の総合したものを他人への信頼口座に預けているのだそうです。逆に人を裏切ったり、行動・言動が一致しないなどで人の信頼を裏切ると信頼残高は引き出されるそうです。
 考え方は通常の口座と同じで、人に対する信頼は貯えることができると言うことを述べたかったのだと思います。残高不足に陥ると、その人とのコミュニケーションは硬直的なものになり、言葉一つ一つに気を使い、顔色を伺いながら出ないと言葉を交わせなくなるということだそうです。そして多くの組織にこの現象が蔓延しているそうです。
 もう一つ、会っていない人はその信頼残高は古い預け入れがそのまま生きるが、日ごろから接している人は自動引き落としで信頼残高が減っていくそうです。そのため、常に新しい信頼残高の預け入れをしていかなければならないそうです。その最たる例が結婚している夫婦だと言うのです。
 この言葉は非常に心に響く言葉でしたね。普段あまり好みではない人には結構そっけない態度をとっていましたが、この考え方を知ると自分を律してその人に誠実であろうと思うようになりますね。なんでって、人に誠実に話を聞いてあげるだけでも信頼残高は増やせるんですものね。
 しかも、残高が貯まればいざという時に相手から誠実に対応してもらえますものね。こうやって、人格は形成されていくんでしょうね。

いやー、今日もいい言葉を心に刻むことが出来た旅でした。

あなたは他の人に対してどれ位信頼残高を貯めていますか?