習慣・主体性の発揮


7つの習慣-成功には原則があった!
7つの習慣-成功には原則があった!
人間は刺激と反応の間に選択の自由を持っているということである。この選択の自由の中にこそ、人間の人間たる4つの独特な性質<自覚・想像力・良心・自由意志>がある。p.84

 今日は第1の習慣・主体性の習得をする旅でした。

 ”事象から得られる外的刺激に対し、動物は反応を選択できないが、人間は反応を選択できる”という言葉に対して、挙げたのがパブロフの犬の実験に起因する、刺激と反応のモデルでした。つまり、動物は刺激を受けるとその反応は本能的なものとなってしまう。しかし人間は反応を選択することが可能であり、それを自覚することが大事であるとも言っています。
 反応を選択の自由を自覚し、その選択を主体性を持って行えばそれが習慣となります。これを主体性を発揮する習慣と彼は定義しました。

 英語で責任(Responsility)は、(Response:反応)と(Ability:能力)の2つの言葉からなっている。主体性のある人間は「反応を選択する能力」を持ち合わせており、依存性の強い人間は「反応的する能力」しか持ち合わせていないのです。

 ビクター・フランクルユダヤ強制収容所に入れられ希望がなくなったときも、"身体の自由"を奪われたとしても、"精神の自由"を選択する自由を忘れず、それを選択した。極限状況であっても、反応の選択は自由である例として考えさせられました。

 皆さんも反応の選択を怠っていませんか?