不動産エクイティについて

ホントは教えたくない資産運用のカラクリ 投資と税金篇 (Wild investors)
ホントは教えたくない資産運用のカラクリ 投資と税金篇 (Wild investors)

不動産投資はを正確にいうと「不動産エクイティ」への投資のことですp.237
 
 不動産投資信託にもやはり、デット(負債: debt)側への投資とエクイティ(資本: equity)側への投資方法があるようだ。なるほど言われてみればそうですね。

 不動産投資のデット側はすなわち銀行家を主とする物件を担保とする借り入れになります。そして、エクイティ側への投資は不動産購入時に自己資本を注入することです。物件を購入する際の自己資本は、株券こそ発行させないものの資本側への投資そのものを意味し、銀行からの借り入れは、債券こそ発行されないもののデット側への投資ということになる。

 銀行の不動産貸付は、担保不動産を評価しますが、それは企業に融資する際に企業の資産価値評価するのと同等なんですね。ただし、企業に融資する際は担保はどうするんでしょうね?なにを担保に取るんだろう??

 今回感じたのは銀行が取る不動産デットの投資ポジションが一番有利ですね。ほとんどのリスクを購入者に負わせて、失敗した場合は不動産の抵当権を行使し購入者から不動産を剥奪する。

 もしかしたら、これは良い不動産投資法なのかもしれませんね。不動産デットへの投資。当然専門家たちはこれを理解しているんでしょうねー。これも、今後の課題としよう。だんだん面白くなってきたぞ!!