会計資料に含まれる意見


金持ち父さんの予言
金持ち父さんの予言
 多くの人が会計は事実をあつかうと思っている。これはある意味正しい。だが、実際は、会計の大部分が事実ではなく意見に基づいている。−中略− 会計が事実ではなく意見に基づいているというのは、とても大事なことだ。是非しっかりと理解してほしい。p.245

 今日からまたキヨサキ氏の教えを請いに戻ってきました。

 キヨサキ氏曰く、TV番組でゼネラルモーターズには数十億ドル相当の年金プランを有している。”という発言がありましたが、ある解説者はこの年金プランは資産だと言い、またある解説者はこれは負債だと言いました。この発言に代表されるように、会計とは意見に基づいて作成されるものだということがわかるのだと彼は言います。

 会計は数字を羅列する事実であることに間違いないのですが、その羅列には意見が反映されて作成される。つまり、会計資料(損益計算書貸借対照表キャッシュフロー計算書)を一読しただけではその本当の真意は理解できないというのです。会計監査院がその会社から受けている方針により会計の処理方法は変わるというのです。勉強させられますね。僕には事実の羅列にしか取れない、会計の数字が実は意見に基づいて変えられるというのですから。これこそ会計マジックといわれているものですね。


 以前テレビで見たのですが、”コクドが払っていた法人税は60万円”という事実がありました。この60万円を構築するにもやはり意見が存在し、その意見の真意を見抜かなければ投資をしてはいけないということがわかった一日でした。ビジネス投資の奥の深さを改めて感じた一日でした。

 会計の知識を増やさなければいけないと実感してきました。次はわかりやすい会計書を読むことにします。



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