ネオテニーを呼び戻す
よく「遊ぶ人」ほど成功できる あなたの夢を実現させる「脳」の使い方
ベータエンドルフィンという快楽ホルモンを最大限に引き出すものが、ネオテニーです。好奇心、想像力、身体を使った遊びをすればするほど、ベータエンドルフィンは引き出されます。p.69
昨日に引き続き寄り道です。2日寄り道したら、本を読み終わっていました。早いものですね。
昨日の予告通り、今日は成功に必要な第2の要素のネオテニーについてです。まずはじめに、ネオテニーとは何かを説明しなければいけませんね。ネオテニーという言葉は初めてかもしれませんが、学術用語で幼児的特長のことを言います。佐藤氏曰く、このネオテニーが成功するためには重要な要素を持っているというのです。子供のころは好奇心・想像力に富むこと・エネルギー・新しいことを考えること・学習意欲等と非常に前向きでエネルギッシュだったのです。幼少のころに持っていたこの特徴をネオテニーと呼び、それが人を前向きに向上させる力を持っているというのです。
成長と共に人はネオテニーを失っていくと思われるが、そうではなくその特質は一時的に隠れているだけなのだそうです。つまり、ネオテニーをまた奥底から引き出すことは出来、その力を意欲を脳に伝え、
本の後半ではひたすら佐藤氏の道楽話を持ち出して、私はこういう趣味を行ってネオテニーを忘れずに引き出し、成功脳を作っていますと書き綴っています。
彼が面白いのは、定年後に多くの趣味を発見しこなしていくことで逆に彼自身が意欲的になったということです。結果外資系企業の顧問になったり、カリフォルニアにある大学の顧問に呼ばれたりしたそうです。言い換えれば、ネオテニーを呼び戻すことは若さを保つ秘訣にもなると言うことが実証されているのではないかと思います。
よく高校3年の夏までは部活にのめりこんで、それから受験勉強を始めて見事難関大学に合格すると言う話を聞きますね。それなんかはこの法則を利用するとうまく説明できるのではないでしょうか。最後まで好きなことをやっていたため、前向きな思考を保つことが出来たため、残りの時間は集中して課題に取り組婿とが出来たため、目標まで達することが出来たという具合でしょう。
「遊び」と言う言葉に魅力を感じて、手にとって見た本ですが思ったよりも勉強になる本でした。あなたもご一読してみてはいかがでしょう。成功脳を手に入れるためにはこの種の本を読むのは大切ですよ。
