営業マンの前に立ちはだかる「五大障壁」とは?
[営業マン必見!]小心者の私ができた年収1,200万円獲得法
お客様の断りというのは無数にあるのではなく、限られた数しかない。 p.62
営業の五大障壁を認識し克服する。
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木戸一敏氏([営業マン必見!]小心者の私ができた年収1,200万円獲得法)曰く、
”こうして経験を積んでいくうちに、お客様の断りというのは無数にあるのではなく、限られた数しかないということが分かってきました。セールスにおいては、5つの断りがある。
それを「5大障壁」と呼びます。”
さあ、”5大障壁”とはどんなものなんでしょう?
木戸氏曰く、”5大障壁”とは、
- 「間に合っています」
- 「確かにいいんだけど・・・」
- 「高いなあ・・・」
- 「まだ決められない」
- 「相談しないと・・・」
この5大障壁を乗り越えられなければ、飛び込み営業では物は売れないと彼は言い切ります。問題はこの5大障壁をどのようにして乗り越えるかにかかっています。
この本で分かったことは、営業で人に物を売るプロセスは相手が考えていることを会話の中で掴み取り、相手を納得するための会話を繰り広げるプロセスだということです。会話には行き止まりの会話をする方法もあれば、相手を誘導するための方法もあるんです。
ここでは詳細は書きませんが、この本では相手を誘導するためのテクニックを10個以上は紹介しており非常に役に立ちます。秘訣を少しだけ紹介すると、”イエス三連発・バット話法”、”警戒心ほぐしの壁投げキャッチボール”、”タイムマシーントーク”などが紹介されておりました。
これらの話法で相手を納得させ、最後には商品を買っていただく。これはまさに一種のマインドコントロールに近い技術なのかもしれませんね。これだけ細かく相手の心理状態と会話を同期させて説明してくれると、相手の気持ちが会話で手に取るように分かってきます。相手の気持ちを理解しながら、話をしたい方。営業で相手に断られないで物を売りたい方には良い一冊です。
” 問題スター社員の対処法 ”もご覧ください。