自分の心をとらえたものは他の人たちをも魅了する
スターバックス成功物語
自分の心をとらえたものは他の人たちをも魅了する p.31
コーヒーへの情熱がビジネスへと発展する。
”3口目には、病み付きになっていた。私は道の世界を発見したような衝撃を受けてい。これに比べると、今まで飲んでいたコーヒーは本物とはいえない。”
この本は一言で”よかった”です。
この本からは、商売の基本を改めて感じさせられました。パソコン・無線ICタグ・ナノカーボンなどなど世界の技術力はますます発展し、ビジネスの世界はそれに伴って複雑化していきます。
複雑化に伴って、専門のノウハウは更に深淵化して行き素人には手が出せない領域へと深まってきています。
しかし、前々から心のどこかで思っている疑問がありました。専門ノウハウを知っていれば、確かに会社内では重宝されて必要とされるであろうという気持ちにはなるのですが、絶対に自分だけで食っていけるという気持ちにはならなかったのです。疑問は更に深まるばかりで、明確な答えが出ませんでした。
”これでビジネスになるのだろうか?”
この問題に痛快に、この本は答えを見つけ出してくれたのです。
ビジネスは技術の専門化では広げられていかないのです、ビジネスは顧客をいかに満足させるかにかかっているのです。
そしてハワードCEOはたった一杯のコーヒーで世界に通用するビジネスを作り上げたのです。
一週間以上掛けて読んだ本でしたが、非常に価値ある本でした。”ビジネスは顧客を以下に満足させるか”この一言に全てが集約されていることを骨身にしみて感じました。
起業家精神を養うには、読むに値する本です。
”中国元切り上げ!! ”もご覧ください。