会社は何のために働くところ?
DIPS(ディップス)実践による学生が(を)ビジネスマンになる(する)ための本
会社は給料を払って教育をしてくれるところ p.14
毎日何のために働いているのですか?
小林 忠氏曰く、
”明確なライフプランを持って仕事に向かうようになると、やがてあなたは、会社で与えられる業務の全てが、何らかの形で自分の将来に役立つ知識や経験を与えてくれるものであることに気づくでしょう。”
無駄だと思っていた会社の時間が、自分の将来に役立つとは・・・
数年前会社に漫然と通っていた私は、どちらに向かえばよいのか全く分からず社会人という道をただただ歩いておりました。しかし、仰るとおりに明確なライフプランを持つようになると見えてくるようになります。
会社だどのように動いて、上司がどのように部下を動かしていて、経理がどのように経理処理をしていて、営業がどのように商品を売っていて、技術がどのように開発しているかを。そして、自分のライフプランが見えたその瞬間から、会社にいる時間が勉強の時間となります。
給料を頂いて、会社がどのように運営されているかを実感することが出来るのです。ライフプランを設計するために貯えた”知識”を持って働くことを体験することで、”知恵”へと変換され、自分の血となり肉となっていきます。
OJTなどと言う言葉が騒がれておりますが、私は全く意味をなさないことだと思います。全体像がはっきりと見えたそのときから、OJTは役に立ち始めるのです。それまでは、OJTはただその仕事の運用方法を覚えさせ、人型ロボットを生成するための教育でしかありません。
さあ、始めましょうライフプランの設計から。そうすれば、会社で今まで見えなかったことが見えるようになりますから・・・
”財務諸表に乗らないトレーディングはいかが?”もご覧ください。