偶然の師

ワン・ミニッツ・ミリオネア――お金持ちになれる1分間の魔法
ワン・ミニッツ・ミリオネア――お金持ちになれる1分間の魔法

 最も速く、最も安全で、最も簡単な道は当該分野のトップランナーに弟子入りすること。師から可能な限りのものを吸収しよう。それから自分の夢を胸に突き進み、自分のチームを見つけ、自分のテーマを築き上げるのだ。 それを実現できたとき、富はあなたの後ろについてくる。p.163

 さすが、ビジネス哲学の天才スティーブン・R・コヴィー博士に従事していたロバート・アレンさんです。自身で上記の言葉を実行し、見事億万長者に登り詰めた尊敬する方です。

 彼は師から吸収しきった6年後、「ナッシングダウン」で125万部のベストセラー作家の仲間入りをしました。それに感銘を受けた師は、世界的ベストセラー「7つの習慣」を出版する際、草稿の段階でロバートに意見を求めます。 弟子が師を抜いたのです!!

 この話を読み、先ほど紹介した言葉の重みを改めて感じました。実は他のルートでR・コヴィー氏の「7つの習慣」の噂は既に聞いており、これから読む山程あるビジネス書の1冊としてストックして本棚にしまっておりました。ロバートさんの本は他に読んでおりましたが、まさか彼がコビィー氏の弟子とは知りませんでした。思わぬつながりに、感激すると共に更にコヴィーさんへの興味が沸いてきました。次に読むのはこの本にしようと、心に決めた1日でした。この本を早く読み終わって次に進みたいなあ。



 ところで話は変わって、偶然の師についてですがライブドアの買収劇の詳しい情報を知りたいと調べていたところ、とてつもないblogにぶつかりました。

 ライブドアは買収用の原資をCBを発行し、調達していたようでした。そのCBは正確にはMSCBと呼ばれる社債のようでしたが、その詳細を磯崎哲也事務所さんのisologueで自分の見解と共に事細かに記載していました。

 正直言うと、まだ駆け出しの私には意味が分かりませんでしたが、これぞ”偶然の師”なのではないかと直感的に思いました。いずれ自分も会社を持ち、独立してみたいと思う自分はこういったマーケットのディープな世界も理解したいと思っています。しばらく、このblogを追ってみようと思います。