社会保障制度が破綻するとき


金持ち父さんの予言
金持ち父さんの予言
 株式市場の大暴落が恐怖をもたらすのは、ファイナンシャル教育が不足している人たちだけだ。しっかりしたファイナンシャル教育を受けている人にとっては、金持ちになる絶好のチャンスになる。金持ち父さんがよく言っていたように、「しっかりしたファイナンシャル教育を受けていれば、市場が上がろうが下がろうが心配ない。上がろうが下がろうが、いずれにしても君は喜んでいられる」p.150

 この本でキヨサキ氏が最も重点を置いているのが、2010年ごろから始まる株式大暴落についてです

 2010年ごろからベビーブーマーの退職が増え始め、2016年に引退者が新規就職の数を上回るのだそうです。結果、いままで株式市場に資金投入していた人たちが引退後の医療費等を払うために市場から資金を引くために、売り相場が急加速するというのです。アメリカ・日本・ヨーロッパと少子高齢化した市場で売り相場が加速すれば、おのずと市場は暴落し始め後は加速度的に株式市場の世界的大暴落へと向かっていくというのです。

 それにもかかわらず、ファイナンシャル教育を受けない人たちは手数料が安いというだけで株式口座を開設し、いっぱしの投資家気取りをしているというのです。投資家気取りの割りに、めんどくさいからといって信用口座は開設しません。そのため下げ相場の戦略、つまり空売りができないため暴落の中資産を失っていくというのです。逆にこういうときにこそ真の投資家が儲かるというのです

 悲しいけど、多くの人たちは信用口座はリスクが高いからとまったく意味のない理由をつけて、信用口座を開設しません。そういった人たちはいずれ市場から淘汰され、真のファイナンシャル教育を得ている人たちだけが残るのでしょう。金持ち父さんは、これも自然淘汰の一種だと言っていました。

 このブログを呼んでいる方で株式投資をしており、信用口座を開設していない方は是非お早めに口座開設をお勧めします。あらゆる相場に対して対応できてこそ投資であり、対応できていないものはただの投機家です。

あなたは金持ち父さんが予想する、2010年ごろからの下げ相場に対応できていますか?